MURAYAMA未来塾第1回:8月17日
(開校式、オリエンテーション、基調講演、講師紹介、塾生紹介)


地域産業、地場産業の異業種連携によるものづくり商品化の実践講座がスタートしました。8月17日の開講式には45名の受講者が出席しました。村山総合支庁は管内の地場産業育成のために過去3年「むらやま創作工房型ものづくり事業」を推進してきました。(本ホーページ参照)MURAYAMA未来塾はその後継事業として今年度より3年計画で行っていきます。受講者は村山管内を越えて米沢からも参加し、鋳物、繊維、陶磁器、食品、石材、木材・家具、紙、機械・事務機、皮革、打刃物、サイン広告、仏壇、デザインの多様な業種が参加しスタートしました。村山総合支庁長、MURAYAMA未来塾塾長、オリエンテーション、基調講演、懇談会のスケジュールで第一回がスタートしましました。

基調講演 筑波大学大学院教授 蓮見 孝先生
演題:「成功するものづくり戦略」


蓮見 孝先生は東京教育大学卒業後、日産自動車会社でデザイナーとして20年間活躍してきました。その後筑波大学で教鞭を取り、製品デザインに限らず、産業振興や福祉関連のデザイン、まちづくりなど幅広いプロジェクトに携わってきました。また、グッドデザイン賞審査委員、日本デザイン学会副会長などさまざまな公職に従事しデザイン学研究、デザイン振興、地域振興を牽引しています。

1)自己紹介:カーデザインの景観から
・自動車に求められる「3つの特性」
・安全性/耐久性/嗜好性
・必要条件(設計)と十分条件(デザイン)
・「消極的な選択肢」(絞り込み)と「積極的な選択肢」(決定)

2)「機能主義」と「記号主義」
・「マルゲリータ女王のピッツァ」                
・機能主義的側面=実用価値→満足感
・記号主義的側面=交流価値→エクスタシー

3)「付加価値」の時代性                     
・日本酒と「3つのQ」
・A・マズローの「欲求段階説」
・レヴィ=ストロースの「冷たい社会と熱い社会」

4)モノづくりにおける「物語性」
・酒蔵の再生:「星ふる酒蔵」                  
・「こころざし」の交信へ